さまざまな検査を経て、題名のとおり診断されたわたしたち夫婦。
まず、多嚢胞性卵巣症候群の診断基準について。
【病気がみえる vol.9婦人科・乳腺外科】のP56より、抜粋。
超音波検査にて、小卵胞を多数(少なくとも一方で10個以上)認める。
→多嚢胞性卵巣症候群と診断する。
原因はまだ解明されていない。
だがしかし、西洋医学的には肥満が関与すると仮説があるみたいだ。
挙児希望のある方の治療の流れ
①クロミフェン(排卵促進剤)
②排卵なしの場合、メトホルミン併用
③排卵ありの場合、コナドトロピン療法
④妊娠なしの場合→生殖補助医療(ART)へと進む
すこし横道にそれますが、不妊治療の病院を選ぶ基準は
家から近い!!
が重要かと思います。(異論は認めます)
やはり、不妊治療はお金がかかり、多くの家庭が共働きであったり、
時間がないのよ!!時間がっ
よほど医師が生理的に受付ないなどがない限り、自宅や職場から近い方が良い。
だってさ、治療方法はどの病院も変わらないはず。
混雑状況や医師の丁寧さにちがいはあるかと思います。
さて、妻は、①クロミフェン療法(薬名:クロミッドが主流。)
作用機序は、
脳に働きかけて、性腺刺激ホルモン放出ホルモンの分泌促進
↓
性腺刺激ホルモン(卵胞刺激ホルモンと黄体形成ホルモン)の分泌増加
↓
卵胞刺激ホルモンにより卵胞が成熟し、黄体形成ホルモンにより排卵がうながされる
クロミフェンの処方は、月経周期の5日目から1日1錠ずつ5日間連続で飲むという方法から始めます。1錠でうまく排卵しない場合、1日2錠ずつ5日間へと増量します。これで排卵するなら、その後の周期にも同量のクロミフェンを投与します。排卵しない場合も、もう2~3周期同じ量で様子を見ます。排卵したかどうかは、「基礎体温と経腟超音波」で確認。
クロミフェンの効果は約70~75%の方が排卵します。
そして、約30~35%の方が妊娠。
とのこと。期待大。
不妊治療を続けて、6カ月ほど、なんと、、
妊娠!!
すごい嬉しかった。猛烈にうれしかった。
すごい、、薬の力ってすごい!!!!
きっと妻のうれしさは自分以上だったと思う。
きっと、嬉しさより不妊治療から解放されるという気持ちが多く占めていたにちがいない。
妊娠6週で心拍を確認し、妊娠8週目で母子手帳を交付された。
順調にいけば、あと8ヶ月ほどで赤ちゃんが生まれる。
とても安定している快適な新幹線切符を渡された気がした(田舎者w)
まさか、、この喜びは長くは続かなぬとは思いもよらなかった。
絶対、辿り着けるもんだと思うじゃん!!
次回、悲劇がわたしたち夫婦を襲います。
不妊治療体験談のつづきは、また次回。
ご拝読いただきありがとうございました。
※我が家の不妊治療体験談や病名など、文章公開について妻から快諾いただいております。
当院では、
日本産婦人科学会主催「不妊症・不育症ピアサポーター」である私が相談に乗ります。
デリケートな問題で、男性が介入しずらい領域ではございますが、
鍼灸治療の際にご相談いただけたらなと思います。
当ブログでは、不妊治療・不育症の経験談や反復稽留流産の話、逆子治療の実際など、
文章で書いていく予定です。読んでいただけた方の後押しになったら幸いです。
どうぞ、よろしくお願いします。
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